
こんにちは。東京都八王子市にある行政書士MSオフィス代表の森本さやかです。当オフィスは産廃許可・建設業許可を専門としており、産廃許可に関するあらゆるお悩みを解決すべく、皆様のサポートをさせていただいております。
今回は日本産業廃棄物処理振興センター(以下、JWセンター)の講習会と注意点について解説いたします。
産業廃棄物収集運搬業許可(以下、産廃許可)を取得するためには、JWセンターの講習会を受講し、試験に合格する必要があります。
本記事では、JWセンターの講習会の概要と産廃許可を取得する上での注意点について解説いたしますので、最後までお読みいただけますと幸いです。
【参考】産業廃棄物収集運搬業許可の取得要件
産業廃棄物収集運搬業許可の取得要件は、以下の5つの要件を満たす必要があります。
- 指定の講習会を受講すること
- 使用権限のある収集運搬車両を保持していること
- 廃棄物の種類によっては収集運搬容器を保持していること
- 欠格要件に該当していないこと
- 経理的基礎があること
本記事のJWセンターの講習会は「① 指定の講習会を受講すること」に該当します。
その他の要件については以下の記事を参照してください。

JWセンターの講習会とは?
講習会の概要
JWセンターの講習会は、廃棄物処理法に基づき、産業廃棄物または特別管理産業廃棄物処理業の許可を新たに受けようとする方などが、産業廃棄物の適正な処理を行うために必要な専門的知識と技能を修得することを目的としています。
講習会には新規・更新の2種類があり、はじめて産廃許可を取得する際には新規講習を受講することになります。
講習会(新規)の内容
講習会(新規)では以下の5科目を12時間かけて実施します。(2025年3月現在)
- 廃棄物処理法概論(約4.5時間)
- 環境・循環型社会概論(約1.5時間)
- 業務管理(約2時間)
- 安全衛生管理(約2時間)
- 収集・運搬(約2時間)
講習会(更新)の内容
講習会(更新)では以下の3科目を6時間かけて実施します。(2025年3月現在)
- 廃棄物処理法概論(約3時間)
- 安全衛生管理(約1.5時間)
- 収集・運搬(約1.5時間)
講習会の流れ
講習会の流れは以下のとおりです。
講習会は、会社や自宅等で講義動画を視聴し、その後会場で試験を受けるオンライン形式と会場で講義を受講しそのまま試験を受ける対面形式の2つの方式があります。
産廃許可の受講料は以下の表のとおりです。(2025年3月現在)
受講料(税込み) | 対面形式 | オンライン形式 |
---|---|---|
新規 | 29,700円 | 25,300円 |
更新 | 19,800円 | 16,500円 |
新規の対面形式の場合は、以下を2日間にかけて実施します。新規のオンライン形式の場合は、ご自身のペースで以下の講義を視聴します。
- 廃棄物処理法概論(約4.5時間)
- 環境・循環型社会概論(約1.5時間)
- 業務管理(約2時間)
- 安全衛生管理(約2時間)
- 収集・運搬(約2時間)
更新の対面形式の場合は、以下を1日で実施します。更新のオンライン形式の場合は、ご自身のペースで以下の講義を視聴します。
- 廃棄物処理法概論(約3時間)
- 安全衛生管理(約1.5時間)
- 収集・運搬(約1.5時間)
新規の対面形式の場合は、講習会2日目の最後に受験します。更新の対面形式の場合は、講習会の最後に受験します。
オンラインの場合は、申し込み時に指定した日時と会場で受験します。
試験に合格した場合は、修了証が試験日から約2~3週間後に発送されます。なお修了証の有効期限は以下の表のとおりです。
有効期限 | |
---|---|
新規 | 5年 |
更新 | 2年 |
講習会と産廃許可を取得する上での注意点
・産廃許可の新規申請は「申請日」に有効な修了証が必要です。
・産廃許可の更新申請は「従前の許可の有効年月日の翌日」に有効な修了証が必要です。
講習会の申し込みが遅れてしまって、有効な修了証が間に合わないということがないように余裕をもって進めましょう。特に更新の場合は許可の有効期限がありますので、計画的に申し込みを行う必要があります。
まとめ
今回はJWセンターの講習会の概要と産廃許可を取得する上での注意点について解説いたしました。
本記事で特に気を付けておきたいことは、「講習会の申し込みは余裕をもって早めに予約しましょう!」ということです。
特に更新の場合は許可の有効期限に講習会が間に合わないというケースがあり、最悪の場合には許可が失効してしまう可能性もありますので注意しましょう。
以上です。ご参考になりましたでしょうか。
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